「ヤマハ V-MAX Vブースト」
1985年発売
■ 水冷4サイクルDOHC V型4気筒
■ 総排気量 1198cc
■ 最高出力 145ps/9000rpm
■ 最大トルク 12.4kgm/7500rpm
■ 変速機 5速
■ 重量 254kg
発売から早20年以上、いまだに根強い人気の車種
現在でも十分に迫力のあるデザインはスポーツタイプとアメリカンとのうまい融合によるもの。
とにかく初めて雑誌で見たときはその迫力にただただびっくりするだけだった。
しかもタンクがダミーだったり、エアインテークダクトがダミーだったりと奇をてらったようなデザインだとはじめは思った。
しかし見慣れてくると実にうまい、男なら一度は乗ってみたい、と言わせんばかりの硬派なイメージ。
V-MAXのすごいところはデザインだけでなく、そのバケモンともいえるエンジンパワー。
ヤマハオリジナルの「Vブーストシステム」と呼ばれる機構で、ある程度の回転数になれば1気筒あたりツインキャブとして働き、多量の混合気
を燃焼室内へ送り込む。
とにかくVブーストが動作してからのエンジン特性は、猛然と吹けあがり、合わせて速度もとんでもなく高くなっていく。
社内データによれば、最高速度は240km/hと発表されているが、そこへ到達するまでの時間が非常に短い。
麻薬的なバイクだ、、、、怖いぐらいに。。。
エンジン音も「ドロドロ、、ズババババッ」と迫力のあるサウンドに仕上がっていた。
後に日本国内でも販売されたが、国内馬力規制のためこの「Vブースト」は採用されず、おとなしい走りのV-MAXで販売された。
とはいえ日本では十分すぎるほどの性能ではあったが。
日本仕様もVブースト仕様にも変更できるアフターパーツがある。

で平均338500〜上限826000円でした。
けっこう高額で買取してるんですねっ (*゚ェ゚*)
Vブーストは付いていないが、同じ形式のエンジンを積んだツアラー「ベンチャーロイヤル(別記事)」もある。