
4気筒よりトルクフル、2気筒よりスムース
「ヤマハ GX750」
1976年初期型発売
■ 空冷4サイクルDOHC 並列3気筒
■ 総排気量 747cc
■ 最高出力 60ps/7500rpm
■ 変速機 5速
■ 重量 229kg
TX750同様の落ち着いたコンセプトを受け継ぎ、より高い完成度を目指した車種。
この初期型のGX750は、最高出力60psにあえて抑えられ、扱いやすさをアピールしている。
この後、やはり馬力競争を意識してのことか出力を67psにアップし、同時に1本出しマフラーを2本にしている。
落ち着いたデザインはシャフトドライブとあいまってツアラー色を前面に出している。
長距離を走っても疲れにくいバランスの取れた車体でロングツーリングに向いている。
エンジンフィールは、2気筒よりスムーズに回り、4気筒よりトルクフルな感じ。
エンジン音も「フォ〜ン」というものではなく「ブロロロ〜」という感じで、私的にはかなり魅力的に感じた。
というのも、私はマルチエンジンにあまり興味がなく大抵選んできたのはシングルかツイン。
ちょっとだけ浮気心でGPX750にも手は出したが、どうしてもなじめなかった。
なんというか、、、、バイクの息遣いが聞こえないのですね、、「フォ〜ン」じゃーね。
2サイクルもあまり好きじゃない、あの「パンパラパンッパン」というのもなんだか・・・・
その点、このGX750は「フォ〜ン」じゃなかった。
でもマルチっぽいスムーズさもあった。
欲しい!とは思わなかったけれど、とても気になるバイクだった。
この車種の後継モデルとして4気筒の「XJ750」から「FZ750」へとヤマハのナナハンは発展していく。
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